〜ことわざをアップデート〜
というシリーズを考えたGARAGEのあっちゃんです。
先人達から語り継がれてきた『ことわざ』ですが、不動のことわざもありますが、なんか今の時代にフィットしないのが多いな〜と最近思います。
そこで、事例も含めてアップデートしようというコーナーを勝手に作ろうと思います。あえてカテゴリーにはしませんが人気があれば…
そもそも餅屋って何処にあるんですか?w
そこは置いといて今回、写真家のKyouhei KasaiさんとコラボしてGARAGE KAGURAZAKA的神楽坂の紹介ページをサイト内に作りました。
ギャラリーを借りるにあたって多くの人が原宿、渋谷、青山などの街から選ぶという事を、僕の直接の聞き取りや肌感で感じたので、神楽坂の事をもっと伝えないと今後お客様が増えないと思い、神楽坂の写真を撮ってインスタグラムやブログにアップしました。
ですが、手応えがなくいい写真が撮れなかったので、カメラマンに頼もうと思ったのが、Kasaiさんとのコラボのきっかけです。
去年8/32展というグループ展を主催してくれたのがKasaiさんで、それがKasaiさんとの出会いです。
Twitterで集まった写真家の方々のグループ展でしたが、二日間の展示にも関わらず、かなりの人を動員してくれました。
そんな思い出もあり、Kasaiさんにこの話をしたところ、僕の提案の更に上を行く提案をしてくれました。
その名も『神楽坂お散歩会』というイベントをTwitterで募集してくれて、神楽坂に写真が好きだったりカメラが好きな人を集めてくれました。
Kasaiさんの写真を見て、神楽坂に来てみたいという人が増えればいいなぁと思っていただけでしたが、Kasaiさんは神楽坂に写真好きを10名も集めてくれました。
そして一緒に歩いて、神楽坂の写真を撮って、GARAGE KAGURAZAKAを案内してくれました。
どれだけすごい事かわかりますでしょうか?
僕の求めていた動きの10倍の動きがKasaiさんを通して生まれたのです。
10人の写真好きが、神楽坂で撮影した写真をSNSなどにUPしてくれたのです。
感謝でしかありません。
そんなKasaiさんは、平日は会社員として働き、休みの日に写真を撮り、写真好きな人と集まり、写真を撮って欲しい人と集まり、カメラが好きな人と集まり、そんな趣味としての写真を楽しんでいます。
カメラマンとして生活しているわけではありません。
仮に僕が、カメラマンをインターネット等で探し撮影の依頼をしたとします。
何月何日何時から集合して、何時間、何箇所、何枚の写真を撮って欲しいというやり取りをして、当日撮影が終わったらデータをもらうみたいな流れになるでしょう。
確かにクオリティーが高いプロの写真を撮って貰えるのかもしれませんが、写真好きを10人集めてくれる事は1000%ないでしょう。
そして、カメラマンに限らず、プロとして専門的な仕事をしている人の中には、いつの間にか、好きだった事が『作業』に変わっている人がたくさんいると思います。
お金の為にしょうがなくやっている人もいるでしょう。
お金の為に餅をついている人に餅を作ってもらうなら、餅を作る事が大好きで仕方がない人(餅マニア)にお願いした方が、絶対に良いものできるし、お願いした方も気持ちいと思います。
ひと昔前なら、タウンページで調べたり、街を歩いてみなきゃ見つからなかった事が、今ではインターネットで簡単に探せます。
大きい会社だからとか、有名な会社だからとか、老舗だからなんていう判断基準はなくなるでしょう。
個があっての全体であって、今はその個にフォーカスする事が簡単です。
組織に属してようが、フリーランスだろうが、常に見るところは個人です。
良い仕事をする個人こそ最強です。
プロを選ぶかマニアを選ぶか。
あなたならどちらですか?
マニアなプロは最強w
実は本日Kasaiさんとのミーティングで、『もやし』というアーティスト名でたくさんのフォロワーを抱えるKasaiさんが、
「写真のクレジットは本名にして欲しいです。」と言いました。
という事は今後…?
マニアなプロ…?
その時歴史が動いた瞬間に立ち会えたかも!!
マニアが集まる場所を作る事が当面の目標です。
そして、そのマニアが、マニアなプロとなる過程を見る事が僕の楽しみです。
そしてConnecting the dots(点と点を結びつけ)、GARAGEから大きなムーブメントを起こしたいと思っています。
あっちゃん
Kyouhei Kasai
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